城崎温泉 やなぎ荘 従業員の皆様
4月3日に、新別館鶴喜に特選会席で宿泊しました。
お礼のメールをしようしようと思っているうちに1ヶ月以上経ってしまいました。
申し訳ありません。
たいへん良い思い出ができました。
4泊5日の旅行の最後の宿泊だったのですが、
旅行の締めくくりに素晴らしい宿に泊まることができて本当に良かったです。
ご主人もおっしゃっていましたが、
「新」別館といっても施設的には古いですね。
でも、これは覚悟して行ったので、もちろん不満には思いませんでした。
むしろ古い設計の旅館は部屋がゆったりしていて、気分が良かったです。
私は喘息を持っていて、かつてある古い民宿に泊まったとき、
夜に喘息の発作気味になったことがあります。
しかし、やなぎ荘ではそういうことも一切ありませんでした。
きちんと清掃されているからだと思います。
古くても、ちゃんと清掃されていれば、何の不満もありません。
料理は、言うまでもないことですが、素晴らしかったです。
北海道在住ですから、カニを食べる機会も本州の方よりもあると思いますが、
北海道とはカニの種類が違うこともありますが、
やはり「かにかまくら」には感動しました。
塩竃料理自体初体験でとっても楽しみだったのですが、
あんなに美味しいものだとは思いませんでした。
カニの食べ方としては、私は今まで網走在住時代に食べた、
活きのいいタラバガニを炭火でレアに焼いたものが一番だと思っていました。(二番が天ぷら。)
しかし焼きガニというのは活きが悪いのだと完全に火を通さないとならなくなり、
逆にパサパサして美味しくないものです。
ところが「かにかまくら」だとパサパサにならず火が偏らず通っており、
カニってこんなに甘味があるんだと感動しました。
これだけでも、泊まる価値がある宿だと思います。
お造りや焼き鮑も美味しかったのですが、
もう一つ非常に感動したのは但馬牛の鉄板焼きです。
これも本当に美味しかったです。
但馬牛は食べてみたいと思っていたのですが、
海産物がメインの宿のようだし、「鉄板焼き」と書いてあるので、
名物をちょっと出してみました、という感じなのかなぁと思っていたのですが、
本当に美味しくてビックリしました。
正直言うと、「かにかまくら」があれば茹でガニはいらないので、
肉をもっと増やして欲しいと思いました。
でも、あれぐらいがちょうど良いのかもしれません。
朝食も美味しかったです。(付け足しのようですが、本当です。)
温泉は、実は短い時間に休業日だった「まんだら湯」以外は全て回りました。
外湯めぐり自体は北海道にはないのでとっても楽しかったのですが、
外湯施設の湯はどこも個性が無く、消毒の臭いも強めだったので、
泉質を楽しむという感じではなかったのが、宿ではなく、城崎温泉全体への不満です。
また、朝イチで「さとの湯」に行ったのですが、
私が男と女でそれぞれ一番札があると認識していなかったのも悪かったのですが、
本来私が一番札をもらってしかるべきなのに、施設の方の対応が悪く、
他の方の手に渡りました。
ケンカになることもあるんじゃないかと思いました。
こういうのは、ちゃんとするようにした方が良いと思います。
やなぎ荘とは全く関係のない不満ですが。
外湯めぐりをした感触では、他の湯の従業員の方は非常にプロだと感じましたが、
それゆえ「さとの湯」の対応は疑問を感じました。
話を戻しますが、施設的にはイマイチですが、鶴喜の浴場の温泉は、
どこの外湯よりもずっと泉質が良いと感じました。
実は「じゃらん」のクチコミを見て心配もしていたのですが、
接客していただいた方も非常に親切で親近感があり楽しかったです。
客との距離感を遠からず近からずにするのが最近の流行のようですから、
違和感を感じる人もいるのでしょうが、
「やなぎ荘」の接客は、あれはあれでとっても良いと私は感じました。
しかも宿の雰囲気に合っていると思います。
城崎温泉というと、実態はともかく名前は有名なので、
なんとなく敷居の高い高級な温泉街なのかな、という先入観がありました。
ガイドブックなどを見て、そうではないと感じていたのですが、
行ってみると、こういう、あまり良い表現ではないかもしれませんが、
庶民的で、それでいて歴史を感じさせる、そういったこともあるんだな、と感動しました。
今回は前日に玉造温泉、以前には熱海、湯布院、草津、鬼怒川、
北海道でもいくつかの温泉街に泊まってきましたが、
城崎温泉のような雰囲気を持っている温泉街は他にはありません。
そういう意味で大切にして欲しいと思います。
北海道在住ゆえ、また泊まりに行くことがあるのか、
あったとしてもどのくらい先のことになるのかわかりませんが、
時が流れても城崎温泉の雰囲気は変わらないでいて欲しいな、と思います。
また、そのような機会があれば、また「かにかまくら」を食べに行きたいと思います。
本当にお世話になりました。
素晴らしい思い出をありがとうございました。
やなぎ荘の繁栄を遠い地から祈っています。
最後に、乱文長文失礼しました。
新別館鶴喜にご来館 北海道在住 T.K T.M ご夫妻 様